あらすじ
4月、進級とクラス替えの日。
「――戦う? 俺が、ですか? だって、運動も全然できないのに、一体なんで……」
ごくごく普通の高校2年生ユウは、希少な能力者「律士」の適性がある、と教師から突如告げられ、極秘の特殊能力「干渉律」を学ぶ少人数クラス 2年A組へ組分けされた。
突然の出来事に困惑するユウ。しかし実は彼は、普通どころか歴代でも類を見ない、史上最強の天才律士だったのだ――。
ありきたりな高校生活はすっかり一変し、訓練と戦いの日々が始まる。
2年A組には同じ卓球部員のナツミも居て、何かと仲良く一緒に行動することが多かった。ところがある日、ひょんなことから二人きりの共同生活が始まることになる。
自らの強大な力で、彼はどんな強敵にも一人で立ち向かえる。
けれど、自分自身との戦いは、決して一人では簡単に乗り越えられない。
今までは普通の人生が続くと思い込んでいたユウに、突然次々と降りかかる"普通でない日常"の連続。時にそれは、過去の自分の辛い記憶と重なり、不安で思い悩む。
それでも、大切な人たちと支え合うことで、「普通」に縛られていた少年は、自分らしく生きる強さを知って成長していく。
――律士ユウは、決して負けない。
どんな敵にも、現実にも、自分自身にも。大切な人と支え合うことだけは、決して諦めない。