あらすじ
きっかけは、近所で相次いでいる強盗事件だった。
「そういえば、マンションのエントランスにも貼り紙あったよ。最近この辺で何件か被害が出てるみたい」
しばらくは少し気をつけよう。
そのときは、二人ともその程度にしか考えていなかった。
──いつもと変わらない日常が、続いていくものだと思っていた。
***
ある日突然、人ならざる“ナニカ”へと姿を変えてしまった修也と、その恋人・梓。
それでも二人は、変わらない日常を過ごしていた。
けれど、ほんの些細なきっかけで、その日常が壊れてしまったとしたら。
幸せだったり、不幸だったり。
正気だったり、狂気だったり。
『君のSAN値はもうゼロだ』から分岐した、二人に訪れるかもしれない結末のひとつ。
──たとえばこんな、終わり方。