あらすじ

二日間断食してなにをするかなんてのは、それしかない。 「いらっしゃい」  がらりと定食屋の戸を開けて、「瓶ビールをください」と一言。席に座り、わざとらしく店のメニューを見渡すが、頼むメニューは決まっている。 「はい、ビールです」 「ありがとうございます」  頼んだビールが運ばれてきたタイミングで追加注文。「カツ丼と醤油ラーメンください」。もうお分かりだろう。あの映画である。俺は今日、健さんごっこをするためにこんな場末の定食屋へやってきたのだ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/20
  • 現在の作品幸せの……