あらすじ
伯爵令息アルベルトとの結婚を目前に控えていた侯爵令嬢リリアーナは、ある日突然、「愛する女性ができた」と婚約解消を告げられる。
幼い頃からアルベルトを一途に想い、彼のためならと自分の予定を後回しにし、嫌なことも寂しいことも飲み込んできたリリアーナ。しかし、そんな彼女にアルベルトが告げたのは、「君なら俺がいなくても大丈夫だろう」という言葉だった。
そこでリリアーナは初めて気づく。愛されたい一心で我慢を重ねるうちに、自分が何をしたいのかすら分からなくなっていたことに。
婚約解消後、失意のまま領地へ向かっていたリリアーナは馬車事故に遭い――目を覚ますと、なぜか二年前へ戻っていた。
今度こそ、同じ後悔はしたくないと思い、やり直しをするのだった。