あらすじ
祖母の家の蔵には『陰間の怨霊』が封印された壺があるらしい。
決して蔵に入ってはいけないと言われていたのに、僕は祖母の言いつけを守らず蔵に入って……、壺を割ってしまった。
壺の中から出できたのは、僕にそっくりな幽霊の舞桜。
彼は桜の花が散るまでに、一緒に心中をした恋人と再会ができなければ、怨霊となり、地獄へと引きずり込まれてしまうらしい。
でも、舞桜の恋人がどこにいるのかがわからない……。
舞桜には、恋人と二人で仲良く成仏してほしいんだ。
それなのに、無情にも桜は花開き、次第に散っていく。
お願い、桜よ。どうか散らないで──。