あらすじ

王都アストリアにある、王太子のための館――継星の館。 本来なら、そこはいつか王太子妃や愛妾を迎える場所。 けれど今、その館にいるのは妃でも愛妾でもなく、白檀の王太子、氷茶の副卿、青鉄の軍将。 これは軍務です。 たぶん。 王都の淑女たちのあいだで燻る、危うくも華やかな噂。 その火種を、真夏の夜の夢として綴った《香誓の王国譚》異譚短編です。 白檀、氷茶、青鉄。 三つの香が同じ館で夜を越すとき、淑女たちの扇は無事でいられるのか。 本編とは少し違う、戯作仕立ての香誓をお楽しみください。 ※本作は異譚です。 白檀、氷茶、青鉄の関係は本作限りの戯作上のものであり、本編《香誓の王国譚》には存在しません。 ※《香誓の王国譚》本編を未読でも読めますが、本編をご存じの方ほど危うい噂の火元を楽しめます。 この短編をきっかけに、本編《香誓の王国譚》の王都、香、三権、そして白檀の王太子にも触れていただければ嬉しいです。

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カクヨム
カクヨム2026/08/19
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