あらすじ

夜の街の片隅で、誰にも歌われず死にかけていく歌を回収する「歌守(うたもり)」。 それは野良猫の保護と大して変わらない、淡々とした夜勤の日常だった。 だがある夜、油臭い路地裏の奥から、百年前に死に絶えたはずのぎざぎざした節回しが聞こえてくる。 逃げる歌を追った行き止まりで見つけたのは、かつて同じ仕事をしていた亡き父の、黒く塗りつぶされた手帳だった。 は路地裏から消えた。けれど、僕の喉の奥に――。 クロノヒョウさん自主企画「2000文字以内でお題に挑戦!」、「路地裏に消えた歌」というお題で参加しました。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/19
  • 現在の作品忘却採譜