あらすじ

「君は優秀だ。でも俺の隣に必要なのは、未来を作れる人間だ」  新しい魔導具を発明できないことを理由に、婚約を解消された侯爵令嬢リーゼ。 彼女にできるのは、壊れたものを直すこと。そして――壊れた魔導具に触れたとき、 そこに残された感情〈残響〉を聴き取ることだけ。  リーゼは亡き祖父が辺境に残した修理工房〈つぎはぎ屋〉を、自分の意思で開く。 最初の客は、母の形見のオルゴールを抱えた少女。 どの工房にも「新品を買った方が安い」と断られた、二十八年前の古い型だった。  修理を始めた彼女の前に現れたのは、王立魔導技術局の技師アルベルト。 「危険な旧式は、修理せず新型へ換えるべきだ」―― 直したい女と、捨てたい男。 正反対のふたりが渋々組んだ最初の修理で、オルゴールに残る不可解な〈恐怖〉と、 あり得ないはずの新型供給網の魔力痕が見つかって……。  壊れたものには、理由がある。ときどき、誰にも言えなかった想いが残っている。  婚約破棄から始まる修復師の第二の人生。お仕事×残響ミステリー×正反対ふたりのロマンス。 ※恋愛はゆっくり進みます。ハッピーエンド予定。

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カクヨム
カクヨム2026/08/19
  • 現在の作品壊れた魔導具の声を聴く令嬢と、すべて捨てたい王立技師