あらすじ

月面都市アルテミスの人口が、一晩で一人増えた。 誰かが侵入した形跡はない。子供が生まれた記録もない。 しかし一〇二五人の住民は、全員が互いを以前から知っていた。 誰一人として、新しく現れた人間ではない。 地球から派遣された監査官ユイ・ミナセは、紙のノートを使って調査を始める。 だが翌朝、人口は一〇二六人になる。 住民の顔が少しずつ変わり、存在したはずの人物が記録から消え、地球からは不自然なほど早く指示が届く。 そして午前二時十三分。 月面都市は、一秒間だけ完全に停止する。 増えているのは、本当に人間なのか。 記憶と存在を巡る、月面都市SFミステリー。

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小説を読もう2026/08/19
  • 現在の作品午前二時十三分、月面都市は一秒だけ死ぬ