あらすじ
行方知れずになった父親を探す高校生バイオリニスト遠海 矢絋。
ある夜ライブハウスで、活動休止から復帰したロックバンド『LOUDNESSGAIN』のボーカル&ギタリスト・源 幹也と出会う。
圧倒的な音色に衝撃を受けた矢絋は、幹也の付き人として彼のそばで過ごすようになる。
幹也との出会いをきっかけにギターと歌にも惹かれ、やがてLOUDNESSGAINのライブにも参加することに。
しかし、幹也には矢絋に明かせない秘密があった。
かつてLOUDNESSGAINで幹也と共にギターを弾いていた鈴鳴木 乱。
ある事件をきっかけにバンドを離れた彼は、今もなお、幹也と二人でもう一度バンドを再興することを夢見ていた。
幹也、乱、そしてドラマーの宝生 透子。
それぞれが抱える過去と執着が交錯する中、LOUDNESSGAINは新たなアルバム制作へと動き始める。
音楽は、人を救うのか。
それとも、過去に縛りつけるのか。
これは、ひとつのバンドの再生と、
音楽に人生を賭けた人々の物語。
受け取った音を自分自身のものにするため、矢絋はまだ見ぬ未来に向かって音を放ち始める。