あらすじ
「あなたが泉へ落としたのは、政務に秀で、国を繁栄へ導くシゴデキ王太子ですか?それとも、あなたを生涯ただ一人、溺れるほど愛し続ける王太子ですか?」
半年もの間、王太子ローレンスの公務を押しつけられていたセシリア。
その裏で、彼が愛妾と遊び、婚約破棄まで企てていると知った彼女は――王太子を泉へ突き落とした。
すると泉の女神が現れ、「シゴデキ王太子」と「生涯あなたを溺愛する王太子」のどちらかを選べと言う。
セシリアが迷わず選んだのは、溺愛する王太子だった。
「仕事は叩き込みますわ。でも、わたくしを愛する心は教えられませんもの」
こうして浮気性だった王太子は、婚約者に見限られないため、溺愛も公務も全力でこなすことになる。