あらすじ
「リリメリア・ボナール! お前には失望した! アリス・ランドル嬢に対する数々の仕打ちは、到底許せるものではない。よってお前との婚約を破棄する!」
卒業式を無事終え、旅立つ若人たちへと開かれた祝賀パーティーの最中に、そう言い放ったのはリリメリアの婚約者であるロベルト・パラヤ公子であった。
分かってはいたが、実際にされるとムカつくし疲れるわね……。準備万端でこの日を迎えたリリメリアは、淡々と対応しまとめて捨てるのであった。
冷淡と言うなかれ。
散々我慢していた挙句のこれなんだから、普通でしてよ。ホッホッホ〜。
だけど物語の主人公のように『華麗に!』とはいかない……。まぁ、現実なんてこんなものよね。