あらすじ
「稟議も事前承認もありません。怪物は俺がもう片付けました」 「経理としては、これ、どう仕訳すればいいのかなぁ?」
人類が魔力をインフラとして利用し始めた現代日本。 インフラ企業「ReLiant(リライアント)」に勤める現場監督・黒沢陸の敵は、魔力配管の地下に湧く巨大モンスターだけではない。
現場を知らないエリートたち、理不尽なコストカット。 そして「承認なしの討伐費用」に満面の笑みでブチギレる鬼の経理担当(幼馴染)・咲良――。
利益やルールを盾にする本社の無茶振りに対し、陸は最強の経理である咲良との絶妙な連携で、物理的にも社会的にも理不尽を吹き飛ばしていく。 やがて陸の拳は、モンスターだけでなく、インフラを支える命より数字を優先する「腐った組織のしがらみ」をも真っ向から突破していくのだった。
「紙は命綱だ。判子より先にポケットに入れとけ。削るなとは俺が言う」
陸には、現場監督としての絶対の信念がある。 現場を邪魔する敵は打ち砕き、現場の命は誰一人落とさず、絶対に守り抜く。
――俺たちの仕事は、インフラを守り、仲間を守り、理不尽を殴り倒すことだ!
圧倒的な力を持つモンスターと、さらに圧倒的な力を持つ会社組織。 その両方に「現場主義」と「拳」だけで立ち向かう男の、汗と泥と笑いにまみれた極限のお仕事アクション!