あらすじ
「モンスターに食われても、刺されても、事故に遭っても——死んだら全部『生まれた時』からやり直し」
寿命以外で死ぬと、記憶と経験を保持したまま生まれた瞬間に強制リセットされる呪いを負った少年、タリス。
何百回、何千回もの死を経験し、精神年齢はすでに300歳オーバー。
「もうこんな毎日は嫌だーー!」
人間関係のリセットで狂いかけたタリスは、愛する家族のもとを飛び出し、最速で旅に出ることを決意する。
生まれ変わりを重ねるごとに熟練度は跳ね上がり、村を出る年齢は12歳、10歳、8歳……とどんどん若返っていく。
しかし、中身は百戦錬磨の化け物でも、肉体はただの幼い子供。
「くそ!腕が届かない!」
圧倒的な技術に、筋力とリーチが全く追いつかない!
旅立ちの際、叔父から渡される一本の「短剣」。
なぜか生まれ変わるたびに形状を変えるその短剣と、積み上げた経験だけを武器に、タリスは東西南北の都市を駆け抜ける。
目指すゴールはただひとつ——「世界の理をぶち破り、普通に寿命で死ぬこと」。
幾多の死の果て、変幻自在の短剣が最終形態『音速を超える光の鞭』へ覚醒する時、最速のラスト周回が今始まる!