あらすじ
前世、私は処刑された。冤罪で、愛した男の手によって。
転生した先は、現代日本のブラック企業。社畜OL、如月奈々28歳。
イケメンを見ると蕁麻疹が出る。前世のトラウマのせいだ。
そう思っていたら、うちの六畳一間に現れたのは、
前世で私を処刑した張本人、最強魔法使いエリオット。
「カレンシュ、ようやく見つけた」
――待って、その呼び方、現代日本だと加齢臭にしか聞こえないんですけど。
[魔力供給プロトコル起動]
条件:唇の接触・3秒以上
↓
[消滅回避・成功]
現代日本は魔素が薄すぎて、彼の魔力はキスでしか補充できない。
拒否すれば、彼は半日で消える。
しかも異世界最強の魔法使い、うちのルンバに怯えて白目を剥いて失神した。
仕方なく毎朝キスしてたら、いつの間にか最強魔法使いが
掃除・洗濯・料理までこなす専業主夫になっていた。
イケメンなんてもう二度と愛さないと誓ったのに――
このままだと、絆されてしまいそう。