あらすじ
=ネタバレも含む「あらすじ」=
古代から続く魔法王国エンシェントル。
かつて精霊と魔獣、人々が共に生きる繁栄の国だったその王国は、ある日突然滅亡した。
生き残りであるルイスは、その記憶の大半を失っていた。
ただ一つだけ、焼き付くように残っている記憶がある。
――幼い自分が力を暴走させ、王国を滅ぼした。
その罪の記憶だけを抱えながら、彼は冒険者として生きていた。
遺跡探索の最中、ルイスたちはエンシェントルの遺跡で異変に遭遇する。
ルイスを支えるのは、彼の無実を誰よりも信じる剣士ディル。治癒魔法が得意な魔女リイユ。精霊王の娘であり精霊使いの少女パスィ。落ちている部品から武器や道具を作り出すギミック師シャウド。そしてエンシェントルとルイスの一族を調査する密偵ジオ。
さらに赤竜の子フレイムや、幼い頃にルイスが助けた魔獣ひなたとの再会も果たし、旅は次第に王国の真実へ近づいていく。
やがて彼らは、エンシェントル滅亡の裏に存在した巨大な陰謀を知る。
王国を滅ぼしたのはルイスではなかった。
精霊と魔獣の共存を恐れた者たちが歴史を改ざんし、幼いルイスへすべての罪を押し付けていたのだ。
ルイスが抱えていた「自分が世界を滅ぼした」という記憶さえも、真実を覆い隠すために歪められたものだった。
一方で、古代から封じられていた滅びの力が再び目覚め始める。
失われた記憶を追うシャウド。真実を探るジオ。王国の秘密を知る、ひなた。仲間たちはそれぞれの過去と向き合いながら、世界を覆う災厄へ立ち向かう。
そして最後の戦いの果てにルイスは知る。
自分は滅びをもたらした怪物ではなかったことを。
それでも多くを失い、多くを傷つけた現実は消えないことを。
それでもなお、自分を信じ続けてくれた仲間たちがいたことを。
ディルの言葉、ひなたとの絆、仲間たちとの旅路は、閉ざされていた彼の心を少しずつ解いていく。
滅びの歴史に終止符を打ったその時、ルイスは初めて自らを許す。
「僕は、生きていていい」
その言葉と共に、長い罪悪感の鎖は断ち切られる。
これは、滅びの王国に残された少年が、失われた真実と仲間たちの想いによって自分自身を取り戻していく物語。罪人として生きてきた少年が、生きる意味を見つけるまでの冒険譚である。
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・AI補助利用(オリジナル言語の作成/管理/翻訳のみで利用しました)
・この物語は、15歳(1991年)頃に執筆した長編作品をもとに、原文をWeb向けに再編してから再構築しました。35年経っても未だに完結しない作品です。