あらすじ

「間違いありません。あなたが、本日から第5万2千105番目の『死神の子』の1人に任命されています」 “死神の使い魔だ”と名乗った彼は、笑顔を知らない男だった。 例えば、メイクや所作に努力していれば。 私がもっと育児と家事を完璧にこなせていたら。 夫婦関係はそもそも冷え切ることもなかったのだろうか。 こんな『使い魔』に心を揺さぶられることもなかったのだろうか。 “人の魂を奪う役目”を担わされた、どこにでもいる平凡な主婦の胡桃(くるみ)。 『死神の子』としての役目を果たす度に泣き崩れる胡桃を抱きしめ支えるのは、夫ではなく―――人間でもない「彼」だった。 ※不定期更新。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2026/08/06
  • 現在の作品死神の子 〜沢野胡桃の不条理な業務日誌〜