あらすじ
主人公の菅野美知は、所属するサークルの打ち上げで、周囲の誰もが憧れる魅力的な先輩からスマートなアプローチを受ける。こなれた誘いを断りきれなかった美知は、このまま彼が敷いた甘く予定調和な「キスルート」に流されるのも悪くないと、半ば妥協めいた期待を抱いていた。
しかし翌日の夜、自室のアパートで課題に追われる彼女の耳に、窓ガラスを叩く音が響く。四階のベランダに立っていたのは、高校時代の同級生であり、美知が密かに恋をしていた佐伯だった。
突如として吸血鬼の血が覚醒してしまったという佐伯は、海外のコミュニティへと旅立つ前に、秘めていた美知への想いを伝えるためにやってきたのだという。そして、「血を飲ませてほしい」と懇願する。
果たして彼女は、どのような行動をとるのであろうか。