あらすじ

卒業夜会の夜。 公爵令嬢リゼットは、十一年連れ添った婚約者である王太子から、突然婚約破棄を告げられた。 けれど彼女の反応は、どこまでも薄い。 怒らない。 泣かない。 取り乱さない。 ただ静かに受け入れて、帰ろうとするだけ。 けれど、感情がないわけではない。 嬉しいことも、悲しいことも、好きだった気持ちも、傷ついたことも。 ちゃんと全部、彼女の中にはあった。 ただ少しだけ、外に出てこないだけで。

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小説を読もう2026/08/07
  • 現在の作品婚約破棄ですの。……では、帰ってもよろしいでしょうか