あらすじ
かつて命を落としたソウルラウンダー、サナ。
しかし、ある禁呪とサナ自身の強い“願い”が、女神すら巻き込み、
世界の理を大きく揺るがしてしまう。
そして――サナは再び、この世界に生まれ落ちた。
記憶の大半を失い、幼い少女の姿となって。
森で発見され、孤児院で暮らし始めたサナ。
失われた記憶は少しずつ蘇り、その魂の奥からは、本来そこにいるはずのない存在の気配までもが目を覚ましていく。
一方、かつてサナと共に生きた者たちは、サナを探して動き始めていた。
魂に触れるヴァリシア。
戦士カーム。
修験の道を歩むカルラ。
そして世界の裏では、死者の魂と異界に干渉する謎の存在が静かに動き始める。
これは、死んだはずの一人の女性が、もう一度この世界で生き直す物語。 そして、人と魂、神と世界、その境界に触れてしまった者たちの物語。