あらすじ

天城光莉、二十歳。都内の大学に通う、ごく普通――とは少し言い難い女子大生。 彼女には、生まれたときから前世の記憶がある。 かつて元の世界で神託を受け、人々を癒やし、魔王軍との戦いにも従軍した本物の「聖女」だった記憶が。 そんな光莉は、現代日本で二十年間、社会制度を学び、宗教について調べ、活動計画を練り続けてきた。 そして大学二年生の春。 夕食の席で家族に告げる。 「機が満ちました」 「何の?」 「布教です」 信徒ゼロ。家族支持率ゼロ。ただし奇跡は本物。 SNS、学生団体、集会所、会計、法律、そしてなぜか増えない信者。 世界を救うつもりの聖女が最初に立ち向かうのは、魔王でも悪魔でもなく――現代日本で新興宗教を立ち上げるという、あまりにも俗っぽい現実だった。 妙に計画的で、妙に合理的で、根本的にどこかズレている元聖女による、零細宗教立ち上げドタバタコメディ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/07
  • 現在の作品異世界聖女、現代日本で宗教法人を設立する