あらすじ
十六歳で原付免許を取得したことだけが、陰キャ高校生・木村の小さな自慢だった。
いつものように原付で帰宅していたある日、彼は猛スピードで走ってきた一台の原付と衝突する。
そして、その相手は――同じクラスの陽キャ女子・深谷さんだった。
目を覚ますと、二人がいたのは見知らぬ異世界。
クラスでは決して交わることのなかった、教室の隅で過ごす陰キャ男子と、いつも人の輪の中心にいる陽キャ女子。
性格も考え方も正反対な二人は、元の世界へ帰る方法を探すため、異世界で行動を共にすることになる。
これは、最悪の出会いから始まった二人が、異世界で少しずつ距離を縮めていく物語。