あらすじ
◆◆明治レトロ・和風シンデレラファンタジー◆◆
稲荷神社の娘・遥香(はるか)は、妖狐の血をひくために狐憑きとさげすまれ、ひっそり生きてきた。
ある日、村八分となっている遥香のもとを訪れたのは、怨霊や魔物を祓う軍人・彰良(あきら)。
彼は陰陽師の名門・芳川家の養子で、怪異を灼き尽くす炎を操る男だった。
共に怪異へ対峙する二人だったが、実は彰良にもある秘密が――。
自己評価は低いが芯に強さを秘める女が、理解者を得て才能を開花させる!
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苦しみを抱え屈折した男が、真っ直ぐな優しさに触れ愛を知る!
明治中期風の横浜(と帝都)を駆ける、あやかし異能ロマンス譚。
可愛いチビッコ妖怪たちも戦います!
※漫画原作コンテスト用に、途中五話までの掲載で完結とします。
※同一作者による小説「妖狐の嫁入り~明治横浜あやかしの恋々」https://kakuyomu.jp/works/16818093083463351442 のシナリオ化作品です(微修正アリ)。
以下、ネタバレありの登場人物紹介と今後の展開です。
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◆篠田遥香(しのだ はるか)
母は妖狐、父は稲荷神社の神職という半妖。
母の正体が露見して以来、村八分で育つ。
卑屈になりがちだが、小さな妖怪たちと友だち。心優しい娘。
怪異に手を触れることで、「記憶や心を読み怨念を清める」異能を持つ。発現すると蒼い光で怪異を包む。
◆芳川彰良(よしかわ あきら)
とある出生の秘密のせいで生まれた村で気味悪がられ、陰陽師の名門・芳川家へ引き取られた男。異能を期待されて育つ。
養子といえどもお坊ちゃん。しかし実力主義で無愛想。
物語後半で実の父親への怒りが明かされる。その影響なのか、「怪異の魂を灼き滅ぼす緋い炎」という異能を発揮。
愛・清・蒼・巫女・困窮 / 怒・滅・緋・軍人・名家
……という対比の二人です。
【あらすじ】
明治中期。横浜の居留地に近い丘で暮らす遥香は妖狐の娘だ。
狐憑きと蔑まれる遥香の異能をスカウトしたのは帝国軍人・彰良。
無愛想だが誇り高く優しさを秘める彰良のことを、遥香は最初怖れる。だが徐々に誠実な男性だと思うように。
実は魔狼を父に持つ彰良は、自身の血と魔物を憎んで怪異を焼き尽くしてきた。
対して遥香は妖狐の母を恋い慕い、怪異の魂を光で清めている。
彰良は遥香の力に反発しつつ惹かれていく。
遥香の蒼い光と、彰良の緋い炎。
剣を握る彰良の手に遥香が口づけると、対照的な異能が合わさり、彰良の剣が紫の清めの炎をまとうことが判明。
共に戦うことで二人は心を通わせるが、行方知れずだった遥香の母が軍の企みで帝都へ誘き出される。
遥香をかばって倒れる母。その衝撃で遥香は妖狐の力に覚醒し、我を失う。狐火を燃やした遥香は敵を攻撃。
闘いを終わらせるために彰良も魔狼の力を解放。おかげで遥香は自我を取り戻す。
人を傷つけたことを後悔した遥香は、怪異として殺されることを望む。だが彰良は遥香を愛するがゆえに拒否。
許され幸せになることに罪悪感を覚える遥香だが、母の遺した願いを知ることで、彰良と共に生きることを選ぶ。