あらすじ
【注意】
※本作は『カドコミ漫画原作コンテスト』応募作品のため、【脚本形式】にて執筆しております。
※コンテスト応募規約に基づき、【第一のゲーム終了時点(全五話)】で一旦完結の形をとっておりますが、今後の展開構想(全7ゲーム)もあわせて掲載しております。
【あらすじ】
「醜い」「ブス」と、その容姿ゆえに周囲から虐げられてきた少女・園春美衣子(ミーコ)。
イジメの主犯・相沢かれんへ復讐を果たそうとした矢先、かれんは目の前で事故死してしまう。
直後、見知らぬ室内で目を覚ましたミーコの前に広がっていたのは、全く同じ見た目をした37人のクラスメート。その中の一人は、顔のつぶれた死体となっていた。
室内に響き渡る不気味な声『テセウス』が、容姿を奪われた生徒たちに命じる。
「これから皆さんには、7つの不条理なゲームに挑戦してもらいます」
「最初のゲーム——その死体がクラスの誰なのかを特定せよ」
奪われた"見た目"。
揺らぐ"自分"。
暴かれていく欲望とエゴ。
死体の主は誰なのか。
ミーコだけに与えられた「特別な役割」とは。
"見た目"という個性を奪われた38人。
それぞれの思惑が交錯する、多視点型ソリッドシチュエーションスリラー。
極限のデスゲームが、今始まる——。
【登場人物】
〈私立吾妻ヶ丘中学三年一組の生徒たち〉
園春美衣子(ミーコ)(15):出席番号25
顔のヤケドの痕や容姿を理由に「醜い」と蔑まれ、人生を奪われた少女。
かれんへの復讐直前、ゲームに巻き込まれる。
相沢かれん(15):出席番号1
元人気子役のティーンモデル。誰もが羨む美貌の裏に、歪んだ加虐趣味を持つ。
ミーコへのイジメの主犯格。
草下宗助(15):出席番号16
人当たりの良いクラスのムードメーカー。
文武両道で何でもこなすが、決して一番になれない「万能の二番手」。
荒井颯希(15):出席番号3
宗助のいとこ。県大会優勝の天才スイマーで、明るく天然なお茶目女子。
水泳への情熱は誰にも負けない。
五十嵐由奈(15):出席番号5
颯希の親友。好き嫌いがハッキリした強気な性格。
生徒会長の甲斐を嫌っている。
鹿島加奈(15):出席番号10
かれんの腰巾着である不良少女。加虐的で、ミーコへの暴力的なイジメを楽しむ。
甲斐優人(15):出席番号9
メガネの生徒会長。冷静かつ論理的で大人びた思考を持つ。
君塚弥一(15):出席番号14
不良グループのリーダー格。暴力交えミーコをイジメる。かれんに好意を寄せている。
三村菜種(15):出席番号34
園芸部のゆるふわマイペース女子。影でミーコから「花の蜜を吸っていそう」と思われている。
〈その他〉
テセウス:ゲームの進行役を務める謎の存在。全体アナウンスだけでなく、生徒の脳内へ個別に語りかけることも……。
【コンテスト用補足資料】
〈6話以降の構想〉※5話までのネタバレ含みます。
第一のゲームの裏で、実はミーコ以外にも「個別に特殊なルールや情報」を与えられた生徒が複数存在していた。
由奈のショッキングな死もまた、「3人の嘘つき」とは別の個人ノルマ失敗による減点だった——。
外見(性別・体格・顔・声)を完全にシャッフルされた生徒たちは、さらなる惨劇と心理戦が渦巻く次なるゲームへと叩き落とされる。
〈全7つのゲーム構成〉
第一のゲーム:「‟A”を特定せよ」
第二のゲーム:「インディアンポーカーゲーム」
第三のゲーム:「好き嫌いゲーム」
第四のゲーム:「のっぺらぼうゲーム」
第五のゲーム:「無差別選定ゲーム」
第六のゲーム:「トロッコ問題ゲーム」
第七のゲーム:「最後のゲーム」
「見た目」「偏見」「噂」「多数決」「善悪」——人間の心理とエゴを暴く7つの試練を突破し、最後まで"自分"を失わずにいられるのは誰なのか。
ゲームごとに視点人物が変化し、それぞれが抱える秘密や役割が明かされていく——。