あらすじ
街のはずれで母親と二人きりで暮らす九歳の少女、リル。
大人たちは誰も、リルの話を信じてくれません。
リルにだけ見える、小さな土の精霊テルスのことも、「そんなものはいない」と言われ続けてきました。
ある日、街で起きた騒ぎをきっかけに、薬草店を営む女性・サキと出会います。
テルスの姿を当たり前のように見つめ、リルの話を否定しないサキとの出会いは、閉ざされていたリルの日常を少しずつ変えていきます。
精霊と薬草、そして人とのつながりを知りながら、自分の居場所を見つけていく少女の、小さくてあたたかな物語。
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「アラニュエの森」のスピンオフの話です。
このお話単体でも読めるものになっています。
8000字程度のお話です。