あらすじ
不気味な採石場で、遊ぶ無数の子供たち。空から舞い降りるお面に「おめでとう」と呟き消えていく奇妙な夢。目を覚ました私を待っていたのは、天井一面に張り付く無数の顔と手だった。
恐怖に硬直する私を救ったのは――なんと隣室から聞こえる男女の声。
後日、霊感の強い同僚から「霊道の近くだと、子供の霊が集まる」と教えられ、一度は納得した私だったが……。
怪異の恐怖から一転、日常のシュールな脱力感へ。そしてラストに訪れるゾッとする考察。緩急のきいた展開と、実話ベースならではの生々しいリアルさがクセになる短編ホラーです。