あらすじ

Web制作会社でディレクターをしている僕は、採用サイトの最終確認中、Figmaに投稿者不明のコメントが残されていることに気づく。 《このコピーでは、届きません》 最初は誰かの深夜作業だと思っていた。けれど、灰色のアイコンによる指摘は、ボタンの位置、写真の違和感、見出しの言葉選びへと広がっていく。しかもその内容は、いつも正しい。正しすぎる。 やがてコメントは、社長メッセージの写真に刺さる。 《この人を、載せてはいけません》 それはもう、デザインへの指摘ではなかった。 採用サイトの裏側に隠されたもの、誰も読まなかった退職者の言葉、きれいに整えられた会社の嘘。 幽霊ではない。 けれど、確かにそこには、未解決のまま残されたコメントがあった。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/06
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