あらすじ
とある闇オークションの五番目の商品。いわば普通。特に目玉ではない商品として登場したのは頭にケモミミを生やした少女であった。次々と入札者が現れては釣りあがる彼女の金額。それに終止符を打ったのは突如として会場に現れた謎の青年であった。彼は一般人が到底払うことが出来ないであろう桁違いの金額を提示する。
奴隷としてオークションに出品されたケモミミの少女と高額で落札した男の物語。
これは異世界を舞台に、モノとその持ち主の間に生まれる関係性に焦点をあてたネコミミヒューマンドラマである。
※三種のセルフライティングは割と過保護に設定しています。そのような描写が無いと思って読むとビクッとして、そのような描写を期待して読むとガッカリする。その程度のものだと思います。ご理解ください。
※サキュレントとは多肉植物のこと。頭に入れておくとちょっぴり楽しくなるかも……
※時系列と話の流れはありますが、Fileごとに軸となる話は独立していますので、どのFileからお手に取ってもらっても構いません。
【キャラクター紹介】
♦シャルル
記憶が曖昧な小さな女の子。不完全な半獣人『ネコミミ』。闇オークションに出品されてユーフォルビアによって高額で落札される。
♦ユーフォルビア・ホーン
二十代後半ぐらいの男性。小さな町のしがない探偵。愛称はユア。
♦ポルツィ・クラッスラ
白髪の男性。ユーフォルビアの幼馴染。女性に対しては紳士的。お金持ち。楽しそうで面白そうなことが好き。
♦アガベ・ロードソン
栗毛の女性。ユーフォルビアの幼馴染で下宿先の大家。普段は温和で優しいが沸点が恐ろしいほどに低い。怒ると凄まじい怪力を発揮する。