あらすじ

四月から働く会社までは、実家から片道二時間。  一人暮らしを反対されて途方に暮れていた紗良に、隣の家で育った幼馴染・海が提案した。 「じゃあ、俺と一緒に住む?」  家賃は折半。部屋は別。恋人は家に連れ込まない。  始まった同棲生活は、二十二年間ずっと一緒にいた二人にとって、驚くほど自然なものだった。  毎朝起こしてくれて、食事を作ってくれて、好みのコーヒーを淹れてくれる。  時には少女漫画のような距離で触れてきて、紗良にだけ知らない男の顔を見せる。  もしかして、この優しさは私にだけ?  そう思うことはあっても、海が自分を好きなはずはないのだ。  だって小学生の頃、海は紗良のことを「妹みたいなもの」だと言っていたから。  これは恋なのか、幼馴染なら普通なのか。  鈍感なのではなく、信じる理由がない紗良と、十分すぎるほど伝えているつもりの海。  二十二年分の思い込みが邪魔をする、幼馴染同棲ラブコメ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/06
  • 現在の作品幼馴染との同棲で少女漫画展開が起きている気もするけれど、私の考えすぎですか?