あらすじ

ある日、異世界転生者であるレイリーは、違法な奴隷売買の摘発で、生前プレイしたギャルゲー「ハクシの魔法使い」の主人公・アルスを見つける。  アルスは本来、奴隷などにはならない。  ゲームのシナリオを破綻させないためにも、アルスを家に届けるのだが、「そんな奴は知らない」と門前払いを喰らってしまう。 「アルスが魔法学院にいかなければ、世界は滅亡するかもね」……製作者の他愛ないインタビュー記事を思い出したレイリーは彼を育てることを決意。その成果もあって、アルスは強くなり、舞台である魔法学院へと赴いた。  自分の役目は終わり。そう思っていたレイリーだったが、数か月後に学園に呼び出される。 「おたくの弟子が教師を一人再起不能にしたから、代理で先生やってね」  唐突な無茶ぶり。しかし、弟子の不始末は師が尻ぬぐいするもの。  こうしてレイリーは、介入するつもりがなかった物語の舞台へと上がるのであった――― 「皆、安心しろ。俺の先生は最強なんだ!!」 「いや、やめろ? お前、ほんとにやめろ? そんな事実はないからな?」 「そうでした……先生は最強を超えた無敵でしたね!!」 「誰か―、誰でもいいからこの馬鹿弟子の口を止めてくれないかなー!!」  これは、アラフォーのおっさんが、ギャルゲ主人公に振り回されながらも、己の平穏を取り戻そうとする話である。

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カクヨム
カクヨム2026/08/06
  • 現在の作品不遇主人公を育てたおっさん、学院で最強認定されてる件