あらすじ
紹介文(あらすじ)
「成分解析完了。その毒、特製ドリンクで中和できますけど……お代は金貨100枚でいいですか?」
元日本人の薬剤師・ミオは、ユニークスキル【成分解析&錬成合成】を武器に、辺境の『ポポロ村』で薬局を営んでいた。
喋るキャベツや歩く大根など、トンチキ植物だらけのこの世界でも、彼女の現代薬学にかかれば全てが最強の霊薬に早変わり!
だがある日、ミオの作る「月光薬」の利権を狙い、王都の悪徳商会が店を乗っ取りにやってきた。
暴力で脅されるミオを震えながら庇ったのは、常連客の気弱な下級法務官・アルト。彼は呆気なく殴り飛ばされてしまう。
「アルトさん! 大丈夫ですか!?」
特製の絆創膏で手当てをするミオ。しかし、痛みに顔を歪めていたはずのアルトは、眼鏡の奥でゾッとするほど冷徹な笑みを浮かべていた。
「イテテ……でも『大収穫』はありましたから」
なんと彼は、殴られたドサクサに敵の懐から『大規模な不正の証拠(裏帳簿)』をスリ取っていたのだ!
「ミオさんを傷つける輩に、法が許しても『僕が』許しません。……完膚なきまでに社会から抹殺しましょう」
普段はヘタレなのに、ミオのことになると極悪策士に変貌する過保護な法務官様に溺愛されながら、二人は悪党を追い詰める「完璧な罠」を構築していく。
万が一、物理的な暗殺者が来たら?
心配ご無用。ミオの薬局の縁側では、第6の聖獣・麒麟(リキ兄貴)がルナミスバーガーを片手に待ち構えているのだから。
「俺のマブダチに何してくれてんだ?(聖雷ナックル)」
チート薬師の知識と、極悪法務官の悪知恵、そして最強聖獣の物理。
絶対に敵に回してはいけない3人が悪党を地獄へ叩き落とす、痛快&胸キュンな合法的ざまぁファンタジー!