あらすじ
「高校生活くらい、フツーの青春を謳歌したい!」
そう願う新入生・生野ワサビが入部させられたのは、部員わずか3名の謎のマイナースポーツ『しゃぐり部』。
幼馴染の相棒・ショウガと、おっとり可愛いマネージャー・ミツバに囲まれ、ワサビは「消音ダッシュ」と「しゃぐり棒」を駆使するこの競技の楽しさに目覚めていく。
「目指せ地区予選突破! 全国大会だ!」
汗と友情、甘酸っぱい恋模様。どこからどう見ても完璧な青春スポーツコメディ——のはずだった。
勝ち進むたびに「薄くなっていく」自分の身体。
ミツバが笑顔で飲ませてくる、血の匂いがする「特製ドリンク」。
「優勝した先輩たちが、存在ごと消えた」と語るライバルの警告。
そう、この競技の真の名は『社潜』。
スポーツなどではなく、古来より続く生贄を上納するための人身御供の儀式だったのだ——!
ルールを破り、異界へと叩き落とされたワサビたち。
奪われた青春と仲間を取り戻すため、主人公補正(呪い)を武器に、理不尽な神のシステムをしゃぐり倒す!
編集者向け 紹介文
「表面はバカバカしくテンポの良いギャグコメディだが、裏では不気味で不可逆なホラー・伝奇シナリオが着々と進行している」という独特の構造を現代風に落とし込んだ、ジャンル横断型のエンタメ漫画脚本です。
【本作のセールスポイント】
「叙述的ジャンル転換」による強烈なギャップとヒキ
第1話〜第4話までは徹底して「ノリの良さと癖のあるキャラクターで魅せるスポーツギャグ」として読者を惹きつけます。そして第5話でタイトルの真の漢字(社潜り=神隠しの生贄儀式)と伏線を一気に回収し、本格ダークファンタジー/異界脱出バトルへとドライブをかけます。
5話で異界に落ちた後は、「しゃぐり汁で身体が半霊体化したワサビが、しゃぐり棒を物理武器にして異界の怪異や神と戦う」という爽快なアクション・バトル展開へシフト。長期連載・章立ての構成が非常に容易な設計となっています。