あらすじ

「訓練用ガーディアンにすら乗れない役立たずが、はっきり見えてるけどな」  誰もいなくなったクソゲー『ロナテイル機甲戦記』。  十年しがみつき、ついにラスボスを撃破した最後のプレイヤーである俺に、  沈黙を貫いてきた運営から、たった一言の返信が届いた。  ――あなただけのための贈り物をご用意いたしました。  目を覚ました先は、板張りのロッカールーム。  鏡に映っていたのは、アルト・テラニウス。  訓練機にも乗れない落ちこぼれを演じ、裏では魔族と通じ、  物語序盤であっさり主人公に斬り捨てられる――使い捨ての悪役だった。  冗談じゃない。  だが、俺は知っている。  このゲームの機体構造も、操作の癖も、破滅までの筋書きも。  なにせ、一万時間だ。  これは、誰よりもこの世界を遊び尽くした男が、  最弱の悪役の体で頂点まで駆け上がる物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/06
  • 現在の作品一万時間やり込んだクソゲーの序盤で死ぬ悪役に憑依した俺、ゲーム知識と機体開発で破滅ルートをぶっ壊す