あらすじ

穂村紡、十六歳。花の高校二年生。 成績優秀、眉目秀麗、圧倒的なコミュ強者。 クラスの人気者として、誰もが羨む青春真っただ中。 その正体は、空っぽの器。 無限に近い可能性、並行世界の『わたし』と繋がり、体を操作してもらうことができる。 彼女のご機嫌を取りたいときは、その娘と付き合ってる世界の自分に。 テストのときには、全国模試で偏差値70代常連の世界の自分に。 そんなわけで何一つ努力せず、『わたし』たちに助けてもらって人生を謳歌中……だったはずなのに。 ――ある日、全ての『わたし』が殺された。 一人となった紡の背後に立ち、鎌をもたげた死神は告げる。 あなたはいずれ、世界を滅ぼす。 けれど、ねえさまは最後の一人だから。 七日間だけ、悔いの無いように生きてください―― ルイーズ・ゴットハルト・アルトゥール。 不可能世界から訪れた、妹を名乗る銀髪赫眼の死神少女。 彼女との出会いが紡を変え、心の奥底に仕舞った過去の記憶を呼び覚ます。

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カクヨム2026/08/06
  • 現在の作品不可能世界の死神少女―穂村紡・最期の七日間