あらすじ

豆小人族のトールと、仲良しのテントウムシのポットン。森で生きるふたりが、まさかの空の上へ……!? 《コンテスト用のあらすじになります。ネタバレがあるのでご注意ください!》 森に住む豆小人族のトールは、仲良しのテントウムシ、ポットンと一緒にフウセンバナを摘みに来ていた。作業をがんばるトールをよそに、マイペースなポットンは遊んでばかり。 とうとうケンカになってしまうふたり。そんなふたりを突然の強風が襲い、気づいた時にはトールの姿はなく、二人は離れ離れになってしまうのだった。 トールが目を覚ますと、そこは雲の上だった。突風でトールをさらったのは、金色の髪と目をした、風の子メイスト。風の子は風の精霊見習いで、彼らは風の国で明日行われる“操風レース”で、今年風の精霊になれるかどうかが決まるのだという。二人一組でしか参加できないそのレースに、メイストはトールと友達になって出場したいと言う。 風を操れない豆小人に頼むなんて、無茶すぎる!しかしメイストがそうするのには、他の風の子たちと見た目が違う、彼なりの事情があった。 リーダー格カッシェをはじめとする、風の子たちのメイストへの態度を見て腹を立てたトールは、カッシェに反抗し、メイストと操風レースに出ることを決める。 森に残されたポットンは、森の仲間に助けられ、空の上にある風の国にトールがいると見当を付ける。迎えに行くと決めたのは良いが、風の国は空を飛ぶ鳥さえも簡単には入れない場所。果たして小さなテントウムシのポットンは、風の国へ行ってトールと無事に再会出来るのか。 そして翌日、操風レースが始まる。風の子たちが乗るのは、風の精霊の相棒、空を飛ぶ亀、宙亀(そらがめ)。ただ風を起こして飛ばせばよい物ではない、生き物の舟だ。トールとメイストは宙亀を飛ばし、時間内にゴールすることが出来るのだろうか。 そしてメイストに何かと突っかかるカッシェとは、分かり合うことができるのか……。 何かを一緒にがんばれる相手がいるって、どんなに素敵なことだろう。怒っても、泣いても、ケンカしても、また笑える力をくれる。 そんな友達の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/06
  • 現在の作品金の風吹く 〜雲の上では亀が飛ぶって、知ってた?〜