あらすじ

十年ものあいだ、少女は三畳の座敷牢に閉じ込められていた。 理由も告げられず、世界から忘れられ、 ただ“そこに在る何か”と共に、静かに息をしていた。 外では太鼓が鳴り、島は何かを隠すように揺れている。 夢のような声が囁き、見えない影が少女の肩に寄り添う。 それが救いなのか、呪いなのか、彼女には分からない。 ただ利用されるだけだった。 そしてある夜、世界が歪み囚われの牢が内側から弾け飛んだ。 青白い光が差し込み、少女の十年は静かに終わりを告げる。 これは、閉ざされた世界から始まった備忘録。 忘れられた少女と、彼女を見つけた者が紡ぐ、 和風ダークファンタジーの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/06
  • 現在の作品祓い屋備忘録