あらすじ
2030年、東京。
この街には表と裏の平和が存在していた。
表の平和を守るのは、政府直属の治安維持特務隊『白盾』。
裏の平和を守るのは、暗殺者集団『黒剣』。
互いに相容れない存在。
だが、彼らはどちらも同じ言葉を掲げていた。
「平和のために。」
黒剣の剣士・ヨダカ(宮市夜鷹)。
人を殺すことで平和を守ることを教えられて育った少女。
感情に疎く、人間らしい生活も知らない。
だが彼女は誰よりも強く、誰よりも純粋に「平和」のために剣を振るっていた。
一方。
白盾の新人隊員・朝比奈飛鳥。
誰も殺さずに平和を実現するという理想を掲げる少女。
人を助けるヒーローになることを夢見て白盾へ入隊した彼女は、いかなる理由があろうとも殺しを認めない。
人を殺して平和を守る少女。
人を救って平和を守る少女。
二人はある夜、同じ標的を巡って激突する。
その出会いをきっかけに、黒剣と白盾は全面対立へと発展していく。
しかし戦いが深まるにつれ、二人は知ることになる。
黒剣は本当に悪なのか。
白盾は本当に正義なのか。
そして自分たちが信じてきた平和とは何なのかを。
復讐に人生を捧げる者。
正義のために狂う者。
仲間のために殺す者。
誰かを守るために傷付く者。
それぞれが抱く「平和」がぶつかり合う中、東京の裏側で巨大な陰謀が動き始める。
これは、
殺しによる平和を信じる少女と、救済による平和を信じる少女の物語。
そして、
誰もが違う「平和」を求めた果てに、本当のPeaceへ辿り着くまでの物語。