あらすじ
「もう、コートには立てない。」
バレーボール部の選手だった下司来夢は、練習中の事故で足を骨折する。ケガは治ったものの、恐怖心は消えず、思うようにプレーできない日々。何度挑戦しても、震える手足と募る焦りに苦しみ、自分がチームの足を引っ張っていると感じた来夢は、自ら選手を辞め、マネージャーになることを決意する。
選手として戦えなくなった自分に、チームのためにできることはあるのか。
答えを探す中で来夢が始めたのは、一人ひとりを見つめる「観察ノート」だった。プレーだけでなく、表情や声、わずかな変化まで書き留めるそのノートは、やがてチームを支える大きな力になっていく。
夢を託す先輩。支え合う仲間。憧れの舞台・県大会。
コートの外にも、戦う場所はある。
これは、一人のマネージャーが「支えること」の意味を知り、仲間とともに夢をつないでいく青春バレーボールストーリー。