あらすじ
慢性的な肩こりと腰痛に悩まされている会社員・小宮伊吹。
痛み止めと湿布でごまかしながら働いていたある日、駅の階段で動けなくなった伊吹を助けたのは、近くで整体院を営む瀬尾慧だった。
ハイトーンの髪に整った顔立ち。少し近寄りがたいほどのイケメンなのに、慧の手は驚くほど温かくて優しい。
「痛いときは、ちゃんと痛いって言ってください」
身体に触れられるのは苦手なはずなのに、慧に施術されていると、不思議と力が抜けていく。
定期的に整体院へ通ううちに、施術後の食事や毎晩のメッセージなど、二人の距離は少しずつ近づいていく。
けれど慧の優しさは、整体師として患者を気遣っているだけ。
そう思っていた伊吹だったが、慧の独占欲は徐々に“担当整体師”の範囲を越え始めて――。
「俺が触って楽にした身体を、また勝手に痛めないでください」
身体をほぐされていただけのはずなのに。
気づけば伊吹の心まで、慧の大きな手に包み込まれていた。
我慢癖のある会社員と、触れるたび愛情が溢れてしまうイケメン整体師。
患者と整体師から始まる、過保護で甘い溺愛BL。