あらすじ
大学生のころ、バイト先の塾でなぜか「稲川淳二」と呼ばれていた僕。
怪談好きの生徒にねだられて語ったのは、自分自身の身に起きた「ちょっと怖い実体験」だった。
中学の引き出しで見つけた心霊写真。
母が教えてくれた、我が家に眠る「憑かれやすい血筋」。
高校の古いトイレで遭遇した謎の発光体と、失礼を謝りに行ったことで始まった“怪異”。
そして、塾の近くの「誰も通らない桜道」で撮影してしまった一枚……。
日常のすぐ隣にある怪異を描く、実話ベースのオムニバス・短編怪談。
——そして物語は、投稿直前の「ある不気味な変化」で締めくくられる。