あらすじ
戦乱の絶えないアーネム大陸。辺境の地パドゥーラで育ったアムルは、育ての父モンドと義妹エルに支えられながら、数々の戦場を勝ち抜き、やがて一国の命運を背負う若き指導者へと成長していく。
軍事の才能を持ちながらも、アムルが目指すのは武力による支配ではなく、人々が戦わずに暮らせる国を築くこと。しかし、その考えは旧体制との対立を招き、祖国リービッヒや大国レミーラ、そして利害の交錯する都市同盟を巻き込んだ激動の時代へと発展していく。
仲間との絆、政治的駆け引き、国家の理想と現実、そしてアムルとエルの切なくも揺るがない想い。戦争の果てに人は何を守り、何を未来へ託すのか。
これは、一人の青年が「英雄」ではなく、一つの時代そのものを変えていく物語。