あらすじ
数百年続く旧家・御影家。
その跡取りである高校二年生、御影朔が父から継いだ家業は、百二十人の中から「社会を導くに値する人間」を選び出すデスゲーム――《選定遊戯》の主催だった。
協力、交渉、裏切り、そして多数決。
参加者たちの生死は、ライブ配信を見守る視聴者の投票によって決められる。
一度始まったゲームのルールは、主催者である朔にも変えられない。
彼にできるのは、参加者を配置し、公開する情報を選び、誰のどんな姿を視聴者へ見せるか決めることだけ。
参加者が命を懸けて目の前のゲームを攻略する裏で、朔もまた、参加者、視聴者、警察、そして御影家を相手に別のゲームを進めていく。
彼は人を救おうとしているのか。
それとも、正しく選別しようとしているのか。