あらすじ
成績優秀、容姿端麗、誰からも信頼される完璧な生徒会長――白峰玲。
そんな彼女には、誰にも見せられない一面がある。
幼馴染の小森紬が好きすぎるのだ。
毎朝迎えに行きたい。
毎日家へ遊びに行きたい。
誰と話していたのか知りたい。
できるなら、紬の初めてを全部自分だけのものにしたい。
あまりにも重すぎる想いに、玲自身も不安を抱えていた。
けれど、小柄でおとなしく見える紬は、玲が思っているほど守られるだけの少女ではない。
「嫌なことは嫌って言うよ」
「だから、玲は重いけど怖くない」
玲の暴走にはきちんと線を引き、玲が勝手に離れれば自分から迎えに行く。
紬は玲の愛情をただ我慢するのではなく、自分の意思で受け止め、隣にいることを選び続ける。
そして二人を間近で見守る副会長・谷崎京子は、今日も容赦なく言い放つ。
「会長、まじキモイです」
激重で面倒な生徒会長と、そんな彼女を真正面から受け止める大物な幼馴染。
好きだからこそ相手の意思を尊重したい二人が、幼馴染から恋人になるまでを描く、少しおかしくて優しい学園百合ラブコメ。