あらすじ
高校生の神崎蓮は、全国大会を目前にした事故で右手を負傷し、ピアニストへの夢を失ってしまう。
未来を見失い、心を閉ざしていた蓮の前に現れたのは、幼馴染みの白石星。
病院で療養生活を送る彼女は、どんなときも明るく笑い、不思議なことばかり口にする。
「7月が、もう少しだけ続けばいいのに。」
何気ないその言葉には、誰にも打ち明けられない秘密が隠されていた。
止まってしまった時間を抱える少年と、限られた時間を懸命に生きる少女。
音楽が再び二人をつなぎ、ひとつの「嘘」が運命を動かしていく。
これは、忘れられない夏を生きた二人の、切なくも優しい青春ラブストーリー。