あらすじ
『嫌いになれたら、どれほど楽だったでしょうね』
シルヴァーナ・アスマントス公爵令嬢は、非の打ち所がない理想の王子さまだった。
エイジア・ヴァージンバウアー侯爵子息は、そんなシルヴァーナに敵愾心と恋心を抱く。
理想の王子を越えたいと努力を続ける彼はある日、シルヴァーナが自分に恋をしていると言う噂を耳にする。信じ難い気持ちでいた彼に、シルヴァーナの妹カナイオーラから、さらに驚きの事実が伝えられて。
エイジアはカナイオーラを共犯者に、シルヴァーナを堕とす策を講じるが。
『その献身に、敬意を、姫君』
相反する気持ちに苦悩し、化け物のような初恋相手に翻弄され、それでも諦めない、ひとりの青年のお話