あらすじ
推しのアイドルが誘拐された。
しかも、助けようとした古参ファンの高校生・御影守まで、無人島を舞台にした配信型デスゲームへ巻き込まれてしまう。
守は地味で口下手。
誰が見ても、アイドルを応援しているだけの「ただのオタク」。
――だが彼は、祖父から一子相伝の家伝体術を叩き込まれていた。
それは試合に勝つための格闘技ではない。
大切な人間を生きて帰すための「守る技」。
「僕の名は、御影守。名前の通り、あなたを守ります、必ず」
売り出し中のアイドル・月村胡蝶と、彼女を最古参の頃から応援してきた守。
殺し合いを娯楽として配信する運営。
参加者の生死に金を賭ける観客。
金と権力でルールそのものを捻じ曲げる参加者たち。
そんな悪趣味なゲームの中で、二人は「アイドルとファン」から、互いを信じて背中を預ける相棒へ変わっていく。
【主要キャラクター】
■御影守
高校生。月村胡蝶の古参ファン。
普段は地味で、胡蝶を前にすると緊張する普通のオタクだが、祖父から護衛・救出を目的とした一子相伝の家伝体術を仕込まれている。
本人にゲームを制覇する野心はない。目的は最初から一つだけ。「胡蝶を守って帰すこと」。
■月村胡蝶
売り出し中のアイドル。
まだ大きく売れてはいないが、観客がほとんどいない頃から決してステージで手を抜かなかった。
守られるだけのヒロインではなく、ダンスで培った身体能力と度胸を武器に、次第に守とともにゲームへ立ち向かっていく。
【舞台】
富裕層たちが洋上の観覧クルーザーから楽しむ、無人島の配信型デスゲーム。
参加者はメダルを奪い合い、チェックポイントを突破してゴールを目指す。
殺害も許可され、観客の人気やスポンサーの思惑によって新たなルールさえ追加されていく。
最強の高校生が無双する物語ではない。
「推しを守る」と決めた少年が、勝つことよりも守ることを選び続ける、アイドル×最強護衛のサバイバルアクション。
(漫画原作賞用につき脚本形式です)