あらすじ
ブラック企業に勤めいていた葛城諒弥《かつらぎりょうや》はアルヴィス・ド・ヴォルグリスへ転生した。
彼は公爵家の四男として生を受けたものの、闇属性という忌み嫌われている魔法を宿してしまったせいで、家族から迫害され半ば監禁状態の生活を送ることとなる。
闇属性魔法は暗殺や1対1での戦闘を得意としていることから「貴族らしからぬ属性魔法」であり、戦争において戦局を左右する1対多数の戦闘に重きを置いた火、水、風、土、光属性魔法よりも劣っていると言われている。
しかしアルヴィスは成長するにつれ自分の宿した闇属性魔法の有用性に気が付き、本当に他の属性魔法よりも劣っているのか懐疑的になる。
そんな彼に待ち受けていたのは帝国との戦争だった。アルヴィスはとある理由で戦争に参戦することとなる。
夜ならば闇に溶け込み、何十㎞も離れている戦地まで一瞬で移動できるだけでなく、闇に溶け込み敵国の情報を盗み取ることもできる。敵将の暗殺も可能だ。
しかしアルヴィスが関わっていることは決して明るみになってはならない。闇属性魔法を使用したのがバレれば卑怯者の烙印を押され、公爵家の名を汚すことになるからだ。
これは、ヤミ属性を宿した者が自らの運命に抗い、自分の生きる道を決めるまでの暗躍無双物語である。