あらすじ
現代日本で獣医として働いていたレンは、過労により異世界転生を果たす。
目覚めた場所は、人間が近づけば死を意味する『禁断の森』……だったのだが、レンにはただの「自然豊かな田舎の森」にしか見えない。
持ち前のスキル【動物ケア】と【鑑定(バグ中)】を駆使し、森で怪我をしていた「黒い野良犬」と「三本尻尾の野良猫」を保護し、立派な(?)獣医クリニックを開業するレン。
「よしよし、ご飯だよー」
レンが適当に摘んだ雑草(※世界樹の若葉)と、川で釣った魚(※古代竜の幼生)で作った手作りご飯に、犬と猫は涙を流しながら感動し、絶対の忠誠を誓う。
一方その頃、世界の外側では大パニックが起きていた。
世界を滅ぼすと予言された『黒狼(フェンリル)』と『災厄の猫妖(ネコマタ)』が行方不明になり、各国の王やSランク冒険者たちが血眼になって捜索していたのだ。
「……おい、見つけたぞ。あの伝説の魔獣たちが、エプロン姿の男に抱きしめられて、腹を出して撫でられている!?」
これは、世界の常識を完全に無自覚に踏み抜く男と、最強のモフモフたちが送る、禁断の森のほのぼのスローライフ日記。
※主人公に自覚はありません。※ざまぁ要素は外部から勝手にやってきます。