あらすじ

「ほんま、素直でかわええな。もう離さへんよ」 出版社勤務の白石舞は、予約半年待ちの人気手相占い師の水無瀬律の新刊販促を担当することに。 占いには半信半疑だった舞だが、初回打ち合わせで掌をなぞる律の綺麗な指先と、低く甘い声に心を乱されてしまう。 仕事だと自分に言い聞かせても、撮影では手元に、収録では声に、どうしようもなく意識を奪われる。 しかも律は、そんな舞の反応も隠した恋心も、すべて見抜いたように微笑んできて——。 普段は穏やかな標準語の彼が、舞の前でだけ京都弁をこぼす時、担当編集と作家の距離は少しずつ崩れていく。

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小説を読もう2026/08/05
  • 現在の作品【完結】手相占い師の指先に、恋心までなぞられました