あらすじ
世界から女性が漸減する『デヴィエーション』。
原因不明の異常事態に見舞われた人類は、生き残るための道として男性同士の精子から採取した遺伝子を結合し子孫を残す方法を発明する。
しかしその遺伝子結合によってさえ、生産できるのは男子に限られていた。
そして現在、世界の人類はほぼ男だけで構成されている。
男女間での性行為で誕生した純子(じゅんし)は、現在では数少なく、女性は中央(センター)と呼ばれる場所に集められ、そこでセックスをし次世代の子供を出産していた。
世界の人々は恐るべき適応力で変化する環境に順応し、世界は均衡を保っているかのように見えた。
――これはそんな奇妙に単純化した世界の、三人の高校生が主人公の物語。